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第2回小豆島AIR2009/autumn

第2回小豆島AIR招へいアーティストプロフィール

安倍 千尋さん
 安倍さんは、北海道出身の28歳。多摩美術大学大学院卒業後、日本の伝統的な画材である膠、墨、岩絵の具、金銀泥を使用して絹の上に描く作品を制作しています。薄い絹の上に、主に金銀泥を使用しているので、展示する場所の自然光の移り変わりで反射角が変化し見え方が変わります。
 また、アメリカの自閉症児専門学校で美術教師をしながら、日本、アメリカ等で作品を制作・発表してきました。

       安倍 千尋 さん
古賀 義浩さん
 古賀さんは、福岡県出身の23歳。多摩美術大学卒業後、鉄材の強くしなやかな特性に魅力を感じ、自分の立つ場所から見える世界との親密な部分を借りる、という観点のもと鉄を主材料に立体作品を制作しています。
 東京都青梅市で開催された「Art Program Ome2008」に出品したり、大学在学中に友人らと共に、ギャラリースペースを運営するなど、作品発表の他に、これまでにない発表の場、姿勢などを課題に、様々な試みを模索し実践しています。

       古賀 義浩 さん
三ア 由理奈さん
 三アさんは、兵庫県出身の31歳。京都造形芸術大学大学院で博士号を取得。作品コンセプトは、「壁」としての絵画。美術館の壁に実際に設置されている消火栓を、絵画の一部として取り囲むことで、鑑賞者の虚実の枠組みを揺さぶる作品や、制作部屋の壁前面に生卵を投げつけ描いた壁画によるインスタレーション《Egg room 316》においても、日常的な場所の持つ意味を変容させる作品を展開してきました。
 また、作品展示場所は、美術館やギャラリーなどの従来の場所にとらわれず、建築物のガラス窓を絵画に見立てた作品など、日常的な空間や身体との関りを含めた制作活動を行っています。

       三ア 由理奈 さん

作品紹介


       安倍さんの作品
  作品のタイトルは『夕景』。絵絹に膠、岩絵の具、金銀泥を使って、時間や空間のあいまいさやはざまをテーマに、昼から夜に移り変わる夕焼け空を表現しています。

      古賀さんの作品
  三方を山に囲まれる蒲野地区で生活する中で感じた、日常の中の光や視覚を支配する圧倒的な山の存在をテーマに、鉄やセメントを用いて表現した作品です。

      三アさんの作品
  航海をテーマに、日本画の伝統的な白い絵の具「胡粉」を使って、海の天気や波の様子、広い水平線に点在している船の様子など、日々異なる風景を抽象的に表現しています。

第2回小豆島AIR2009/autumn 成果の概要

 小豆島アーティスト・インレジデンス(小豆島AIR)2009/autumnの招へい芸術家による、小豆島AIR2009/autumn第2回小豆島芸術家村滞在作家展 オープンスタジオを開催しました。
オープンスタジオ概要
  • 期間  平成21年12月12日 〜 平成21年12月20日 
  • 展示作家 安倍 千尋、古賀 義浩、三ア 由理奈
  • 会場
     安倍 千尋 ふるさと村 夢想館(絵画)、三都ふれあいセンター内オープンスタジオ(写真)、蒲野民家・波止場(襖絵、掛け軸、参加型アート作品)
     古賀 義浩 ふるさと村 夢想館(彫刻)、三都ふれあいセンター内オープンスタジオ(彫刻)、二面 旧二生小講堂(彫刻)、蒲野バス停留所(彫刻) 
     三ア 由理奈
     ふるさと村 夢想館(絵画)、三都ふれあいセンター内オープンスタジオ(絵画・インスタレーション)、吉野 旧瓦店倉庫、瓦工場(絵画・インスタレーション)

主な実施イベント
アートーツアー
  招へいアーティストの解説を聞きながら、各会場を周るアートツアーを開催しました。島外からの参加者には、バスでのツアーもありました。
ワークショップ
安倍 千尋さん
 12月13日に蒲野波止場で開催された安倍千尋さんのワークショップは、波止場から見える船を透明のアクリル板に好きな色を使ってなぞり、参加者はそれぞれ思い思いの船を描いて楽しんでいました。
古賀 義浩さん
 12月19日に渕崎小学校で開催された古賀義浩さんのワークショップは、自分たちの好きな絵を描いた紙を使って小さな凧を作り、完成した凧が空高く揚がるようにグラウンドを駆け回るなど、凧揚げを楽しんでいました。
三ア 由理奈さん
 12月19日に渕崎小学校で開催された三ア由理奈さんのワークショップは、小学校の長い廊下の窓ガラスいっぱいにスプレーで白いシマシマの絵を描き、窓に描かれた作品は、光で床に反射して影を落とすなど廊下いっぱいに美しい作品が広がっていました。

連絡先

小豆島芸術家村運営委員会 電話 0879-82-7015

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