• 小豆島町とオリーブ
  • 見どころ
  • 特産品
  • イベント情報
  • 見学・体験施設一覧
  • 宿泊施設一覧
  • アクセス情報
  • お問い合わせ

小豆島町とオリーブ

小豆島町とオリーブについて


Photo:Natsumi Kinugasa

Photo:Natsumi Kinugasa

Photo:Natsumi Kinugasa
 日本で最初にオリーブの栽培に成功した小豆島町と、そのオリーブの長い関係についてご紹介します。  
 小豆島町とオリーブの関わりは、約1世紀前に遡ります。明治41年(1908年)、当時の農商務省が三重・香川(小豆島)・鹿児島の3県を指定して、アメリカから輸入した苗木で試作を行いました。 3県とも成長はしましたが、三重・鹿児島は実の成長が悪く途中で断念、小豆島町の西村地区に植えたオリーブだけが順調に成育し、大正初めには搾油ができるまでになりました。 もちろん、ただ運良く生育したという訳ではありません。栽培管理を任された農家が努力して栽培に成功したのです。特に日本にだけ生息するオリーブアナアキゾウムシの被害は大きく、対策は試行錯誤の連続でした。

 その後、一般の農家も栽培するようになりましたが、島内の栽培面積は昭和初期まで10ヘクタール程度で伸び悩んでいました。昭和16年の第二次世界大戦勃発から油脂が不足するようになり、希少性と相まって価格が暴騰しました。昭和25年頃にはオイル1.8リットル当たり2,000円から3,000円までになったといいます。県による奨励策もあり、昭和39年には106ヘクタールまで栽培面積が拡大しました。
 ところが、昭和34年に農産物輸入自由化により諸外国から安価なオリーブ製品が輸入されるようになると一転して栽培面積が減少し、昭和60年代前半には34ヘクタールまで減少しました。


Photo:Natsumi Kinugasa
 平成元年(1990年)以降、イタリア料理や健康食品ブームでオリーブは再び脚光を浴び始め、消費者の動向は小豆島産をはじめ国産品への需要が増えつつあります。栽培面積も平成に入ってから徐々に回復の兆しを見せ、平成22年(2010年)には小豆島全体の栽培面積が110ヘクタールとなり、過去最大面積だった昭和39年を上回りました。
 消費者の需要の増加はもちろんのこと、オリーブ栽培面積の増加に至った契機のひとつに平成15年(2003年)に旧内海町が構造改革特区1号として「小豆島・内海町オリーブ振興特区」に認定されたことにあります。この特区認定によって一定の区間内での農地リース方式による株式会社等の農業経営参入が可能となりました。さらに、平成21年(2009年)には農地法が改正され、農業生産法人以外の法人等も直接農地を借りることが可能となったこともあり、次々と地元企業がオリーブ産業に参入し始めました。ここ数年は、オリーブ栽培を始める移住者等や6次産業化する農業者の増加に伴い栽培面積も増えています。
 小豆島町では、小豆島にオリーブが植栽されてから100周年となる平成20年(2008年)に「オリーブ百年祭」と称して様々な記念事業を開催し、大いに盛り上がりました。
 しかし、オリーブ百年祭以降、九州を中心とした日本各地で耕作放棄地問題等の解消策としてオリーブ栽培が注目され始め、全国で新たなオリーブ産地の取組みが始まったことで、小豆島のオリーブ栽培地としての「オンリーワン」は難しい状態になりました。


 このような動きに戦略的に対応するため、平成22年(2010年)から小豆島では官民一体となり、歴史あるオリーブ産地を守り育て、「小豆島」のブランド力を高めることを目標に「小豆島オリーブトップワンプロジェクト」を立ち上げ、翌23年(2011年)から「研究開発」「人材育成」「品質の差別化」「イメージ戦略」の4本柱で様々な取り組みを行っています。また、平成24年(2012年)からはオリーブを活用した町民の健康づくりと医療費や介護給付費の抑制を目的とした「オリーブを用いた健康長寿の島づくり事業」にも取り組んでいます。
 オリーブ振興は小豆島町の重要施策のひとつであり、今後も引き続きこれら事業に取り組んでいきます。

 

ページの先頭へ