西本 真さん・理香さん

更新日:2024年04月08日

西本さん夫婦の写真

  • 職業:飲食店経営(UCHINKU)
  • 前住所:京都
  • 移住時期:平成28年
  • 家族構成:夫婦、娘3人

 

安田で平成29年4月から「UCHINKU」というお店をご夫婦で経営されている西本さん夫婦。

(お店の名前は小豆島の方言で"自分の家"という意味)

今回は真さんにご自身の移住についてお伺いしました。

移住前はどんな暮らしをされていましたか。

移住前は京都で8年、大阪で4年弱くらい飲食店に勤めていました。

毎日電車で通勤し、帰りは終電の時間。休みも月に1回だったので、ほぼ家にいない生活でした。

 

移住の決め手を教えてください。

妻が小豆島出身なので、妻の両親へ挨拶をするために23歳の時に初めて小豆島を訪れました。短い日程での滞在でしたが、その時に「こんな自然の中で自分のお店をやってみたい」と強く思いましたね。

あと都会の場合、食材を頼む時にファックスを流したら、時期に関係なく次の日に届くので、夏に大根とか、冬にキュウリとか…。あまり季節感が感じられないなって。

その時とれたものを、自分の目で見て、その時に旬な野菜や魚を自分で仕入れることが出来る。そんな旬の食材を使って、どんな料理を作ろうかと考え始めたのもきっかけでした。

西本さんの写真

移住前と移住後で暮らしに変化はありましたか。

全然違いますね。移住してからも同じ飲食業をしていますが、個人事業主なので「子供のために」とか「家族のために」と自分が納得する範囲で休みを取ることができます。

移住直後はそれまでの働き方が抜けなくて、仕事を休まないスタンスで生活していました。その影響で僕が体調を崩してしまったことと、小学校に通う子どもと週末しか一緒に過ごせないので、思い切って日曜日と月曜日を定休日にしています。

妻も一緒に働いていますし、休みの日には家族で散歩やボルタリングに行ったり、イベントに顔を出したり。

以前は家族と過ごすが時間1割、仕事の時間が9割だったんですけど、逆転しました。

子供とSUPをしている西本さん

小豆島町の移住前の印象はどんな印象でしたか。

みんな優しくて、人の距離感が近いなっていう印象でした。

お店を小豆島で開くと決めていたので、自分を知ってもらうために移住する前から秋に行われる太鼓祭りに参加していたんです。毎年参加していたので、みんなすごく気にかけてくれましたね。島で出来た友人たちが、お店のオープン日に神輿を出してくれたりもしましたね。(笑)

移住して8年経ちますが、その印象は今でも変わっていません。何か困ったことがあれば手を差し伸べてくれますし。

僕も困っている人がいたら、同じように手を差し伸べたいなって思っています。

移住前後で困ったこと・大変だったことはありましたか。

妻の両親が島にいるので、家探しについては困らなかったんですが、お店を開く準備のためのツテが全くなかったんです。食材や資材などのお店で使うものが、小豆島だとどういう経路で手に入るのかも分からなかった。

移住後は地元の醤油蔵で働かせて頂きながら店舗の候補地を決めたり、色んな人に教えてもらいながら開店準備を進めていきました。

あと、お店を構えて2年目に病気にかかって手術をすることになったんです。妻に迷惑をかけましたし、すごく気分が落ち込んだ時期があって。

そういう時に友人が声をかけてくれて連れ出してくれて…、本当に助かりましたね。

開店準備の時も落ち込んだ時も、周りに助けられました。

ずっと住み続けるためには、コミュニティを広げておくことが大事です。閉じこもっていると、せっかく移住してきた意味がないですからね。

移住を検討している人へのアドバイスはありますか。

「移住したい」と思うだけでは、移住は上手くいかないです。

インターネットやテレビで知ることが出来ることと、実際に自分で感じることは全然違います。

移住体験施設などを利用して訪れてみて「ここっていいな」って感じたら、そこから移住について掘り下げていった方が良いですね。自分の肌で確かめることが大事かな。

あと飲食業などの食に関することに興味がある人。

そういった人向けに"島ワークプロジェクト"が生産者をめぐるツアーなどをしています。

僕は困っていた時に色んな人に手を貸していただいたので、今度は手を差し出す側になりたい。

アポイントを取っていただければ、僕がお手伝い出来る範囲で力になります。

ワークショップをする西本さん

SUPをする西本さん 西本さん8

SUPをする西本さん