浦 圭太郎さん・彩弥さん

更新日:2024年03月28日

並んで座る浦さん夫婦の写真

 

プロフィール

職業:圭太郎さん…テレワーク(広告関連の企業)彩弥さん…小豆島町地域おこし協力隊

前住所:東京都

移住時期:令和5年

家族構成:夫婦

 

東京都から移住された浦さん夫婦。

圭太郎さんはテレワークでのお仕事をしながら、夏にカヤックやカッターボートのインストラクターを。

彩弥さんは移住をテーマにした地域おこし協力隊として活動しています。

今回は圭太郎さんにご自身の移住についてお伺いしました。

移住前はどのような暮らしをしていましたか。

令和2年まではインドネシアで芸人活動をしていて、日本に帰国してからは東京にいました。
近くに何でもある生活は便利でしたが、私が夜勤で働いていたこともあり、妻が寝ているときに私が帰宅したり、私が寝ているときに妻が出勤することも。2人揃って夜ご飯を食べることは週に1日か2日くらいで、夫婦の時間はなかなか取れませんでした。
今は働いている時間よりも家族と過ごす時間の方が増えましたね。

どれくらい前から移住の準備をしていましたか。

令和4年9月に東京で開催された移住セミナーに参加して、その後11月頃から本格的に情報収集などを始めました。島の雰囲気を知るために移住体験施設も利用しました。
仕事は決まっていましたし、住む場所も運よく見つかったので準備期間は短かったですね。

移住を決意した決め手は何ですか。

まず、妻のお姉さんが「一緒に離島に移住しないか」と誘ってくれて、提案された離島の中に小豆島が入っていたことと、隣の豊島に知り合いが住んでいて、「小豆島は良い所だよ」と後押ししてくれたことですね。相談できる人が近くにいるということは大きかったです。

海を楽しんでいる浦さん夫婦の写真

夏は夫婦で海を楽しんでいます

移住前と後で小豆島町の印象は変わりましたか。

初めは小豆島のことを全く知らなかったので、信号機もなくて、簡単に一周出来るような島なのかなと想像していました。実際はスーパーなどの生活に必要なものがちゃんとあったりして。意外と揃っているなと思いましたね。

移住をする際に困ったこと・不安だったことはありましたか。

移住前に不安だったのは、仕事がテレワークなので電波状況は大丈夫なのかということでした。
通信が途絶えると会話が出来ませんし。実際に移住してみると特に問題ありませんでした。
他にも移住者を「よそ者」と感じられて、友達が出来ないんじゃないかと心配もしていましたが、地域の祭りに参加させてもらったりとか、結構フレンドリーに接してもらえて。人があたたかいなって感じました。
移住してから困ったことといえば、東京ではよく食べていた家系ラーメンがすぐに食べられなくなったことですかね(笑)。

祭のはっぴを着て笑顔の浦さん

地域の秋祭りに参加

夏場はマリンスポーツのお仕事もされているとお伺いしています。

普段はテレワークで仕事をしていますが、島でしか出来ないようなカヤックなどの仕事は自分のリフレッシュにもなっていると思います。
初心者の方でもカヤックは操縦できますし、普段と違う海の上から島の風景を楽しめます。
島ならではの楽しみを味わってほしいですね。
カヤックやサップで沖まで出ている写真

カヤックやSUPでのんびりと沖まで

移住を検討している方へのアドバイスはありますか。

移住をする方は「引き算」ではなく、「足し算」で考えた方が良いです。
理想の生活からどんどんマイナスにすると損しかない。
一旦ゼロからスタートして、そこにあるものだけを知っていけば良い。
プラスになるばかりなので、移住生活をとても楽しめると思います。
ボートに乗って大きなオールを持つ浦さん
カヤックを立ててこちらに見せてくれる浦さん