田中 早貴さん

更新日:2026年03月05日

田中さん 顔写真です

プロフィール

名前:田中 早貴さん

職業:ヨガインストラクター・絵本作家・アート制作

出身:東京

前住所地:三重県津市

移住年:令和6年9月

家族構成:ご本人、長男、次男

 

三重県から移住された田中さんご家族。

息子さん2人と暮らす自然を近くに感じる暮らしについてお話を伺いました。

 

移住前はどのような暮らしをしていましたか。

何かにずっと追われているような、また逆に何かを追っかけているような、

せわしない生活をしていました。

情報が次々と目に入り、「これもやったほうがいいかな」とか

「あの人はこんなことしているな」と周りと比べてしまい、

自分で自分を忙しくしていたように思います。

田中家の家族旅行写真

イルミネーションの中での家族写真 旅行写真

どれくらい前から移住の準備をしていましたか。

2か月半くらいです。NPO法人トティエに相談しました。

トティエさんが流れを作ってくれたので、

空き家バンクの利用登録などもスムーズに行うことができました。

ただ、夏の時期に移住検討期間として下見に来ていたので、小豆島の冬は寒すぎて驚きました。

 

小豆島町の移住前の印象を教えてください。

移住前の印象は、自然も多く、山も海もあって、何よりもオリーブの木があるというイメージでした。

オリーブの木が好きなんですよ。

あとは時間の流れがゆったりしている印象でした。

9年前に一度観光で訪れた時に、宿泊施設や飲食店の方々や、道を尋ねた方とか、

親切な人が多いなというイメージを持ちました。

今でも1聞いたら、10返してくれる印象です。

 

移住後の基本的な印象は変わらないけど、物価は高いなと感じます。笑

でも、必要以上に物に囲まれていたことに気づき、

必要以上に物を買わなくなったので、結果的にプラマイゼロだなと思います。

余計な出費がないので、あまり気になりません。

小豆島の海での写真

どのような経緯で小豆島町に移住することになりましたか。

小豆島町、一択でした。笑

観光で来た時に「住むなら小豆島町」と決めていました。

土庄町は大きな商業施設があり、便利なイメージがありましたが、

とにかく穏やかな時間が流れる場所に住みたいと思い、小豆島町で家探しをしました。

また、「Nのために」というドラマが大好きで、

撮影地にもなった城山桜公園に行って、

上から海を眺めた時に、「こんな場所に住みたい」と思ったことも大きかったです。

 

移住の決め手は何ですか。

「自分がこれからどう生きたいか」、

「どういう生活をしたいか」、「どこで子育てをしたいか」と考えた時に、

もっと自然が多いところで暮らしたいと思いました。

そこで、以前、観光で訪れた小豆島への移住を決めました。

 

沖縄も候補にありましたが、家を探すために、1週間ほど小豆島に滞在したとき、

本当に親切にしてもらって、一緒に家探しをしてくれる島民の方もいました。

「あの物件どうなった?」「家にご飯を食べにおいで」と声をかけてもらい、

ここで、ひとりの人として、そして母として生活していけると感じれたことが、

大きな決め手です。

今はどのような生活をしていますか。

何不自由なく生活しています。

スーパーもあるし、ホームセンターや病院もあるし。

本当に不便は感じていません。

 

もちろんいっぱいお店があるわけじゃないけれど、

だからこそすごい物を大事にするようになりました。

洋服ひとつとっても、毛玉ができたら新しい物を買うではなく、

毛玉取りをして「まだ着れるね」みたいな。

今まで、モノや食べ物がいかに必要以上にあったかに気づくようになり、

息子たちにもモノを大切にする気持ちが育っていると感じます。

 

地域の子供たちも優しくて、息子たちを温かく受け入れてくれ、

楽しく過ごせています。

 

移住して島だからこそ出来ている体験はありますか。

休日の過ごし方は変わりました。

自然に触れる機会が格段に増えました。

何かを見て感じることや、それについて話すことが増えました。

 

都会にいた頃は、花を見ても、

それについて何かを考える前に他のものに目が向いていました。

それが島では、身近にある植物や自然を友達のようにして遊べます。

波の様子や貝殻の形、雲の動きについて「何を感じたか」を話すようになり、

「自然を感じる生活」が当たり前になったことは、

大きな変化です。

移住をする際に困ったこと・不安だったことはありましたか。

ないです。笑

自治会行事などわからないことは

その都度、地元の人に聞ける環境にいたので、大丈夫でした。

自治会活動などはどのように関わっていますか。

秋祭りの時期に、

自治会の方が「良かったら、太鼓台に乗ってくれませんか?」と

自宅まで声をかけに来てくれました。

太鼓台にのる息子さん  太鼓を触る息子さん

 

息子は移住前に秋祭りの様子を見ていたこともあり、

確認すると、「怖い」と言ったため、最初は、一度お断りしました。

その後、祭りのDVDを貸してもらい、

それを見てから、息子が「やりたい」と言ったので

乗せてもらうことになりました。

参加にあたっても、自治会の方がきちんと本人の意思を確認し、

「無理なくでいいから」と声をかけてくれたので、

安心して参加することができました。

 

当日は最高でした。

地元の方々が一つの行事に一生懸命向き合い、協力しあっている姿に、

強い結束力を感じました。

伝統行事である分、運営する側の方々は大変なことも多いと思いますが、

移住者にも分かりやすく関わりやすい雰囲気を作ってくださり、とても温かさを感じました。

 

祭りの前には2週間ほど練習期間があり、その間は親もやらなきゃいけないことがありましたが、わいわい楽しくできました。秋祭りが終わった今、「この体験のために小豆島に来たのかもしれない」と思えるほど、心に残る体験になりました。

太鼓襦袢を着る息子さん

自治会掃除なども、うちの地区は優しくて、「子どもが小さいうちは無理しなくていいよ」というスタンスでいてくれるので、ありがたいです。

 

移住してよかったことはありますか。

時間がゆったり流れていること。

そのおかげでこどもたちと「休もう」といったときに

しっかり休めることがよかったことだなと思います。

情報から離れて、休む時間をとれる。

余計なものがない。

今しかないこの瞬間をゆったり感じながら生きていきたいと思って移住したけど、

それができています。

家族の時間がとても密になりました。

一緒にいてもなんか片手間で過ごしていることが多かったなと思います。

移住検討している子育て世帯に伝えたいことはありますか。

何が目的で移住したいのかを明確にすることが大切だと思います。

自然が多い場所で、アクティブに過ごしたいのか、

様々な経験をさせたいのか、あるいは身の回りに自然がある暮らしくをしたいのか。

それがはっきりすればするほど自分の思い描く移住に近づけるのではと思います。

移住を検討している方へアドバイスはありますか。

小豆島に移住するにあたって完璧な準備は必要ないと思います。

物を一からそろえるとか。

それ以上に大事なのは、「ここでどういう生活をしたいのか」を

自分でしっかり確認し、決め手から来ることだと思います。

 

家を決める時もどこの地区に住むかより、

「畑ができる」「子どもが走り回れる」といった

「どんな暮らしをしたいか」を最小限に決めていたからこそ、

移住に踏み出せました。

畑作業をする息子さん

 

この記事に関するお問い合わせ先

住まい政策課

〒761-4492

香川県小豆郡小豆島町片城甲44番地95

電話番号:0879-82-7011

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