内海八幡神社社叢【県指定天然記念物】

内海八幡神社社叢

馬木地区の西方にある内海八幡神社は小高い丘にある神社です。その周囲の社叢は、花崗岩丘陵上に発達した大変見事なウバメガシ型社叢です。

社叢の主体はウバメガシであり、上層にわずかながらアベマキ、高木状のシャシャンボ、点在するクロマツが見られます。中層は低木状のネズミモチ、モッコク、シャシャンボ、クロガネモチ、イブキ、トベラなどの暖温帯性樹木からなっています。下層の樹木はあまり発達していませんが、草本層としては耐乾性シダであるヒトツバの発達が見事で、その密生ぶりは典型的なウバメガシ-ヒトツバ群落を構成し、生態学上極めて価値が高いもので、国指定天然記念物、皇子神社社叢に匹敵する貴重な存在です。

基本情報
所在地 内海八幡神社(小豆島町馬木)
指定 昭和46年4月30日
見学 随時見学可能です。

本社叢内の環境と植生を守るため、見学にあたっては、以下のことに注意をお願いします。

  • 社叢内の動植物・鉱物の捕獲、伐採、採取や、植物の植栽、土地の形質変更、工作物の設置などの、保存に影響を与えることは行わないこと。
  • 歩道以外の場所に立ち入らないこと。

この記事に関するお問い合わせ先

生涯学習課
〒761-4492
香川県小豆郡小豆島町片城甲44番地95
電話番号:0879-82-7015
ファックス番号:0879-82-1025

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更新日:2020年03月13日