光化学オキシダント
光化学オキシダント
大気中に排出された工場の煙や自動車の排気ガスに含まれる窒素酸化物や炭化水素が、太陽光の紫外線の影響を受けて光化学反応を起こし、目やのどを刺激する有害物質である、光化学オキシダントが生成されます。
光化学オキシダントは、晴れて日差しが強く、日中最高気温が25度以上で、風の弱い日が多い5月から9月にかけて、発生が多くなります。
光化学オキシダント夏期対策
香川県では、光化学オキシダント濃度が上昇する時期を「夏期対策期間」に定め、光化学オキシダントが一定濃度レベルに達した場合「予報」又は「注意報」を発令することとしています。
メール配信の運用
香川県では、平成27年7月1日(水曜日)から運用開始した大気汚染常時監視システム「さぬきの空情報館」で、光化学オキシダントの注意報等の発令やPM2.5の注意喚起時に、あらかじめ登録した希望者にメール配信するシステムを構築しています。
詳しい情報は、香川県のホームページでご確認ください。
注意報が発令された場合
- 屋外での激しい運動は避けましょう。
- 目やのどに刺激や痛みを感じたら、すぐに屋内に入ってください。
- 子どもや高齢者の方、体の弱い方は影響を受けやすいので注意してください。
健康被害を受けた場合
- 目やのどに刺激や痛みを感じたときは、水道水で洗眼をしたり、うがいをしてください。
- 洗眼やうがいで症状が良くならない場合や、呼吸困難やけいれんなどの症状がみられる場合は、医師の診断を受けてください。
更新日:2025年05月01日