子宮頸がん予防ワクチン(HPVワクチン)のキャッチアップ接種

更新日:2022年07月08日

キャッチアップ接種を行う経緯

HPVワクチンは、平成25年4月に定期接種となりましたが、接種後の痛みや運動障害などの多様な症状の報告が相次ぎ、同年6月から積極的な接種勧奨が差し控えられていました。

この度、国の検討部会において、HPVワクチンの安全性について特段の懸念が認められないこと、接種による有効性が副反応のリスクを明らかに上回ることが認められたことから、接種勧奨が再開されました。

これに併せて、積極的勧奨が差し控えられていた期間に、定期接種の対象年齢(小学校6年生から高校1年生)を過ぎてしまい、接種機会を逃した方へキャッチアップ接種を実施することとなりました。

3回の接種を完了していない方は、リーフレットをよくお読みいただき、HPVワクチンの有効性とリスクを十分理解したうえで接種についてご検討ください。

★キャッチアップ接種対象者向けリーフレット(PDFファイル:997.8KB)

予防接種だけでは防げない子宮頸がんもあります。ワクチンを接種していてもしていなくても20歳になったら2年に1回、必ず子宮頸がん検診を受けましょう。

対象者

次の1~3のすべてに該当する方

  1. 平成9年4月2日~平成18年4月1日生まれの女性
  2. HPVワクチンの規定接種回数(3回)を終えていない方
  3. 接種時に小豆島町に住民票がある方

なお、平成18年4月2日~平成20年4月1日までに生まれた女性の方は、令和5年以降に定期接種の対象を過ぎても、令和7年3月31日までキャッチアップ接種の対象となります。

接種期間

令和4年4月1日から令和7年3月31日まで

対象となるワクチン

  • サーバリックス(2価)
  • ガーダシル(4価)

(注)9価HPVワクチン(シルガード9)は対象外です。

接種回数

3回接種

(注)過去に1回または2回接種したことがある方は、同じ種類のワクチンを残りの回数分無料で接種できます。

接種費用

無料

接種までの流れ

1.健康づくり福祉課で予診票をもらう。

窓口に来ることが難しい場合は、予診票を郵送しますので健康づくり福祉課へご連絡ください。

2.医療機関に予約する。

3.予診票、本人確認書類(保険証など)、母子健康手帳を持参し、医療機関で予防接種を受ける。

島内接種可能医療機関

島内接種可能医療機関
医療機関名 電話番号 受付時間
小豆島中央病院 75-1121 月~金 11時30分~13時
池田内科クリニック 75-1313 診療時間内
外園医院 62-0749 診療時間内

(注)島外で接種を希望される場合は、予診票とは別に医療機関へ渡していただきたい書類がありますので、健康づくり福祉課までご連絡ください。

なお、県外で接種を希望される場合は、接種費用を一旦全額支払っていただき、後日、償還払いの申請を行っていただく必要があります。

 

HPVワクチンを自費で受けた方への費用助成(償還払い)

平成9年4月2日から平成17年4月1日生まれの女性のうち、定期接種の対象年齢を過ぎて、令和4年3月31日までにHPVワクチンの任意接種を自費で受けた場合に、接種費用の助成(償還払い)を実施します。対象者や申請の方法は、「子宮頸がん予防ワクチン(HPVワクチン)を自費で受けた方への費用助成(償還払い)」のページをご確認ください。

HPVワクチンに関する相談先

不安や疑問があるとき

香川県において、衛生部局と教育部局の1箇所ずつに「ヒトパピローマウイルス感染症の予防接種後に症状が生じた方に対する相談窓口」を設置しています。

香川県感染症対策課

電話番号:087-832-3302

香川県保健体育課

電話番号:087-832-3764

接種後、健康に異常があるとき

まずは、接種を受けた医師・かかりつけの医師にご相談ください。
各都道府県において、「ヒトパピローマウイルス感染症の予防接種後に生じた症状の診療に係る協力医療機関」を選定しています。
協力医療機関の受診については、接種を受けた医師又はかかりつけの医師にご相談ください。

(参考)厚生労働省ホームページ

この記事に関するお問い合わせ先

健康づくり福祉課
〒761-4492
香川県小豆郡小豆島町片城甲44番地95
電話番号:0879-82-7038
ファックス番号:0879-82-1120

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