もしものときのこと、考えてみませんか(アドバンス・ケア・プランニング)

更新日:2022年03月04日

 

 人はそれぞれ人生観や思いに基づく人生設計を持って将来のことを考えています。
 それは、医療やケアについても同じことが言えます。
 「自分」らしく生きるために、これから受ける医療やケアについて事前に考え、家族や大切な人、医療介護関係者と話し合う機会をもってもらえるようアドバンス・ケア・プランニング(ACP)に関する普及啓発を進めています。

アドバンス・ケア・プランニング(ACP)とは

家族で話し合っているイラスト

 もしものときのために、あなたが望む医療やケアについて、 前もって考え、繰り返し話し合い、共有する取組を 「 アドバンス・ケア・プランニング(ACP)」 と呼びます。

 人生の中には、「突然の事故」「突然の病気」「認知症」などで、自分のことを自分で決めることができなくなってしまうことがあります。元気なうちから考え、相談し、あなたの意思を書き留めておくと、あなた自身の安心と、ご家族の精神的な負担軽減につながります。

いつから始めるの?

今から始めましょう。元気な方でも、いつ、もしもの時を迎えるかわかりません。そうなる前に、あなたの希望や思いを整理して、家族や大切な人と話し合っておけば、自分で意思を伝えたり判断することが難しくなった時に、家族などが、あなた自身の希望に配慮した対応をしやすくなり、代わりに判断するときの悩みや負担を軽くすることができます。

今、医療や介護を受けている方は、あなたの思いや希望に沿った最適な選択ができるように、かかりつけ医をはじめとした医療介護関係者とともに相談しながら考えてみましょう。わからないことがあれば、ケアマネジャーや地域包括支援センターにも相談することができます。

アドバンス・ケア・プランニング(ACP)冊子を配布します

アドバンス・ケア・プランニング冊子の表紙イラスト

小豆島町では、土庄町や小豆郡内の医療・介護の関係者とともに、家族や医療介護関係者と繰り返し話合うことの大切さを知ってもらい、ご本人の思いを繋げ、町民が希望する医療・介護を受けることができるよう冊子を作成しました。

冊子には、あなたの希望や思いを記しておける「アドバンス・ケア・プランニングシート」のページもあります。

下記からダウンロードして、ぜひ、ご活用ください。

高齢者福祉課で無料配布もしています。

アドバンス・ケア・プランニングの愛称『人生会議』

アドバンス・ケア・プランニングの愛称は「人生会議」です。
11月30日(いい看取り・看取られ)を「人生会議の日」とし、人生の最終段階における医療・ケアについて考える日とされています。

この記事に関するお問い合わせ先

高齢者福祉課
〒761-4492
香川県小豆郡小豆島町片城甲44番地95
電話番号:0879-82-7006
ファックス番号:0879-82-1120

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