その5 家の中でも棒体操をしてみよう

更新日:2023年12月28日

体操している高齢者のイラスト

身近なものを活用した体操をすることによって、普段動かしにくい肩周りの血流が良くなり、肩・肩甲骨周囲・体幹の筋肉、関節の柔軟性を高める事ができます。肩こり改善にも効果的です。外出控えで運動不足の方も、自宅で手軽に始めてみませんか。

棒の作り方

新聞紙での棒の作り方のイラスト

新聞紙1部を丸めて、外側からガムテープやビニールテープで巻いたら完成です。

  • 棒の太さは、手のひらで握れる程度
  • 棒の長さは、50から70センチメートル程度

杖やタオルなどを代用してもかまいません。

運動前の注意点

小豆島中央病院キャラクターのショードくんのイラスト
  • 無理せず、自分のできる回数で行う。
  • 体調の悪い時は無理せず休む。
  • 痛みが出るなど不安がある場合は医療機関に相談する。

準備体操をしましょう

肩回し

肩回しをしている写真

方法

  1. 肩甲骨が大きく動くように肘で円を描くように回す。
  2. 前回し、後ろ回しをそれぞれ10回ずつ行う。

ポイント

肩甲骨が動いているかを意識しながら行う。

棒体操をはじめます

1 バンザイ運動

バンザイ運動をしている写真

方法

棒を持って、まっすぐに腕を上に上げる。

ポイント

腰は反らないように注意しながら、胸を張り、しっかり背中を伸ばす。

2 体幹側屈運動

体幹側屈運動をしている写真

方法

バンザイから外側へ傾ける運動。棒を持ってまっすぐ上げた状態から左右に傾ける。

ポイント

傾けた時に背中やわき腹が伸びていることを意識する。

3 体幹ひねり運動

体幹ひねり運動をしている写真

方法

棒を持って左右にひねる。

ポイント

無理なくできる範囲で、後ろを向くようにして、体をひねる。

動画を見ながらやってみよう

肩回し運動をしているイラスト

小豆島中央病院のリハビリテーション科の療法士の方とこまめちゃんが行っている体操を一緒にやってみましょう。

下記のリンクから、ご覧ください。

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