児童虐待防止

更新日:2021年09月10日

暴力だけが虐待ではありません

近年、児童虐待への社会の関心が高まり、全国の児童相談所における虐待相談対応件数は年々増加しています。「保護者から叩かれるなどの暴力を受けている」「ひどく叱られていつも泣いている」という状況は、児童虐待として心配されやすい事例ですが、以下のような行為は全て虐待とされています。
(厚生労働省ホームページより)

  • 身体的虐待                                             

 殴る、蹴る、叩く、投げ落とす、激しく揺さぶる、やけどを負わせる、溺れさせる、など

  • 性的虐待

子どもへの性的行為、性的行為を見せる、ポルノグラフィの被写体にする、など

  • ネグレクト

家に閉じ込める、食事を与えない、ひどく不潔にする、自動車の中に放置する、重い病気になっても病院に連れて行かない、など

  • 心理的虐待

言葉による脅し、無視、きょうだい間での差別的扱い、子どもの目の前で家族に対して暴力をふるう(ドメスティック・バイオレンス:DV)など

もしかして虐待?と思ったら

「もしかして虐待かも?」

そういう場面を見聞きしたら、すぐにご相談ください。子どもへの身体的な暴力はもちろん、言葉の暴力・家からの締め出し・わいせつな行為などもすべて虐待です。

虐待かどうかは調査をしてから判断するので、「虐待ではないかも…」と心配する必要はありません。また、連絡をしてくださった方の情報が漏れることもありません。

あなたがしてくださる電話は、「親子に支援を届ける第一報」です。

一人で抱え込まず、まずはご相談ください

誰にでも、子育てに悩んだり、子育てに「疲れた」と感じるときに、思わず手をあげそうになったり、子どもを傷つけるような発言をしてしまう可能性があります。

頭では分かっていても、どのようにしつけてよいのか分からず、思わず叩いてしまい、それでも子どもが言うことを聞かないので、さらに叩く…というように、暴力の連鎖を生んでしまうことも少なくありません。

もし、親子ともに感情が高まって、冷静になれない時は、まずは親自身が、自分自身をコントロールできるように、落ち着くための行動をとりましょう。

たとえば、深呼吸やその場を離れる、10数えるなどです。30秒程度時間をとるだけでも、冷静に子どもに対応することができます。

もし子育てに悩んだり不安を感じたりしても、一人で抱え込まなくて大丈夫です。まずはお電話ください。「こんなことを聞いても良いのかな…」と思うようなことでも、何でも結構です。

子どもと家庭に関する相談窓口

秘密は固く守られますので、いつでもご相談ください。

児童相談所全国共通ダイヤル

電話 189(いちはやく)

(お住まいの地域の児童相談所につながります)

児童相談所

子ども女性相談センター(香川県高松市西宝町二丁目6-32)

電話 087-862-8861

県福祉事務所

小豆保健所(土庄町渕崎甲2079-5)

電話 0879-62-1373

警察相談専用電話

短縮ダイヤル ♯9110

小豆島町

健康づくり福祉課(小豆島町片城甲44-95)

電話 0879-82-7038

この記事に関するお問い合わせ先

健康づくり福祉課
〒761-4492
香川県小豆郡小豆島町片城甲44番地95
電話番号:0879-82-7038
ファックス番号:0879-82-1120

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