外来生物・害虫
セアカゴケグモにご注意ください!
町内各地でセアカゴケグモが発見されています。
「セアカゴケグモ」は、令和2年に多くの公共施設で確認されて以降、町内各地で発見されています。
発見した場合は、危険ですので、素手では触らないようにしてください。
また、車などに付着して移動することがありますので、ご注意ください。
セアカゴケグモ
「セアカゴケグモ」は、東南アジアからオーストラリアの熱帯地方を原産地とする毒グモで、わが国では外来生物法で特定外来生物として指定されています。
香川県では、平成21年9月以降、16市町で発見されています(令和4年10月14日現在)。
小豆島町では平成24年に初めて発見されました。
「セアカゴケグモ」は、突つかれると驚いて死んだまねをするなど、攻撃性もなくおとなしいクモですが、毒を持っていますので、見つけても絶対に素手で捕まえないようにしてください。
体の特徴
成体のメスは約10~15ミリメートルで、全体的に黒色又は濃い褐色です。
特に腹部の背の部分に赤色の帯状の模様があるのが特徴です。
成体のオスは約3~5ミリメートルで、腹部の背の部分に白い斑紋があります。咬むのは主にメスでオスによる咬傷事例は無いと言われています。
生息場所
「セアカゴケグモ」は、日当たりが良く暖かいところや昆虫などの餌が豊富なところに生息しています。例えば次のような場所です。
- 花壇まわりのブロックのくぼみや穴
- 排水溝の側面やふたの裏側
- クーラーなどの室外機や自動販売機との壁のすきま
- 墓地の花立てや線香立てなどの石のすきま
駆除方法
見つけたら、市販の殺虫剤をかけるか、靴で踏みつぶして駆除してください。
卵(卵嚢:らんのう:卵の入っているふくろ)は、袋に入れて踏みつぶすか、焼却してください。(卵には殺虫剤の効果が薄いようです。)
咬まれたときの対応
咬まれたときは針で刺されたような痛みを感じ、その後、咬まれたまわりが腫れ、熱くなり、時間の経過とともに全身に広がります。悪化すると、四肢の痛みや腹痛、けいれんなどが現れることもありますので、病院で治療を受けることが必要です。
(出来れば病院に、咬まれたクモの死がいを持参してください。適切な治療につながります。)
対策
- 外で作業するときは、手袋をしましょう
- 不用意に側溝等の隙間に手を入れないようにしましょう。
- クモの生息しそうな場所は、こまめに清掃したり整理整頓したりして、クモの住みにくい環境づくりをしましょう。
更新日:2023年08月01日