小豆島町地域おこし協力隊員の紹介

更新日:2025年04月01日

地域おこし協力隊とは

地域おこし協力隊とは、人口減少や高齢化等が進む地方において、地域外からの人材を積極的に受け入れ、独自のスキルを生かして地域の元気を生み出す活動を行うとともに、将来的な隊員の移住・定住につなげることを目的とした制度です。

このページでは、現在活動中の隊員たちをご紹介します。

隊員の活動は、SNSでも発信していますので、ご覧ください。

隊員紹介

高谷友佳子(たかたにゆかこ)~瀬戸内国際芸術祭地域コーディネーター~

瀬戸内国際芸術祭の作品、愛のボラードの横に立つ高谷隊員

活動内容

小豆島町では、瀬戸内の島々で3年に1度開催される瀬戸内国際芸術祭に2010年から参加しており、現代アートを通した地域振興が定着してきています。瀬戸内国際芸術祭の開催にあたり、地域との連絡調整、作品の制作に関する補助、運営補助等を行います。

 

抱負

これまで、官民、大小さまざまな組織で、国籍、宗教、社会的地位など様々なバックグラウンドを持つ人々と円滑なコミュニケーションが求められる環境で働いてきた経験を活かして、これまでの芸術祭の把握に努めつつ、知名度をより上げるためSNS等を効果的に利用し、全国もしくは世界にアピールしていきたいと考えています。また、地元の方々のご意見やお知恵を参考にしながら、旅行者目線の企画やリーフレットづくりにも携わり、小豆島の観光の活性化につなげることに力を注ぎたいと考えています。

 

活動開始時期

令和3年2月

 

活動開始時期

令和4年4月

松田美夜日(まつだみやび)~小豆島の観光推進員~

地域おこし協力隊小豆島の観光推進員松田みやびさんの画像

活動内容

コロナ前は年間約100万人の観光客が訪れていた小豆島。しかし、コロナ禍により全体で4割減、宿泊客に至っては6割減という大変厳しい状況になっています。小豆島の観光産業を維持・発展させていくためには、新たな客層を開拓する必要があります。そのためには自然豊かで独特の島の文化・歴史をもつ小豆島の魅力を再発見し、磨き上げ、上質なコンテンツとして提供し、積極的にPRしていきます。

抱負

「世界の持続可能な観光地TOP100」に選出された小豆島がより魅力ある観光地として国内外に認知されるよう、島民の方々と観光客の方々、双方に学びのある体験滞在型の観光コンテンツを促進させていきたいです。

そのために、まずは、これまで小豆島観光協会の職員の皆様や地域の方々が実践されてきた活動を学ぶとともに、島内各地に足を運び、人脈を作り上げてまいります。そして、地域に溶け込むことで見えてきた魅力を積極的に発信し、島を訪れた観光客の方々が小豆島をきっかけにエコツーリズムや環境問題に興味を持ってもらえるようなコンテンツを作り上げていきたいです。

活動開始時期

令和5年4月

大須賀嵩幸(おおすかたかゆき)~空き家コーディネーター~

地域おこし協力隊空き家コーディネーターおおすかたかゆきさんの画像

活動内容

NPO法人トティエと協働して、小豆島町・土庄町への移住促進や、空き家の利活用及び空き家の発生の予防に向けた活動を行い、小豆島に人を呼び込むことをミッションとします。
地域と連携し、空き家の調査・情報収集や空き家を活用・予防する体制づくりを行うほか、町内不動産業者等の関係機関との連携や、町空き家バンクの活用推進に向けた取組を行います。

抱負

小豆島移住に向けて2軒の空き家を内見しましたが、「少し手を入れたらもっと住みたくなるのにな」という箇所が多くあり、空き家の住環境をアップデートすることで移住希望者が増えると思いました。また島民の方から聞くところでは、水回りなどの状態が悪くて住めない空き家が多く、一方で島内でも引っ越したい住民が多くいて、住める家が足りていないとのことでした。そこで、空き家を借り上げるなどしてあらかじめ整備して住める状態にしておくプロジェクトを行いたいと考えています。
特定空家やそれに類する状態のもので、解体せざるを得ない空き家もあると思います。また、改修工事によって廃材が発生することもあります。これらの解体材、廃材は、今では入手できないものだったり、持ち主の思い出と結びついた個別の風合いを持っています。こうした価値ある古材を集め、利活用するためにストックしておくプロジェクトを行いたいと考えています。小豆島町のSDGs活動の一環として提案していきます。

活動開始時期

令和5年4月

浦彩弥(うらさや)~移住コンシェルジュ~

移住コンシェルジュとして地域おこし協力隊に着任した浦さんの画像

活動内容

移住コンシェルジュは、移住に関するきめ細かな相談・サポートを行うための専門の窓口です。町への移住希望者に対する総合的な相談窓口のほか、東京や大阪等での移住相談会、移住関連イベントの企画・運営、地域と連携した移住・交流事業などの業務を行います。また、地域おこし協力隊員自身の移住者としての経験をWEBサイト・SNS等を活用した情報発信など、移住希望者に寄り添う活動を行います。

抱負

今までの仕事柄、スタッフやお客様など、性別や年代を問わず幅広い層の方々と関わることが多かったので、コミュニケーション能力を活かして、小豆島の方々の力をお借りして、小豆島の魅力を知り、理解し、発信していきたいと考えています。

SNSを通じてより多くの人に、まずは小豆島を知ってもらうこと、興味を持ってもらうこと、その次のステップとして、移住者が移住しやすい環境づくりをしていきたいです。

活動開始時期

令和5年5月

山本貴之(やまもとたかゆき)~空き家コーディネーター~

空き家コーディネーターとして地域おこし協力隊に着任した山本さんの画像

活動内容

NPO法人トティエに出向し、小豆島町・土庄町への移住促進や、空き家の利活用及び空き家の発生の予防に向けた活動を行い、小豆島に人を呼び込むことをミッションとします。
地域と連携し、空き家の調査・情報収集や空き家を活用・予防する体制づくりを行うほか、町内不動産業者等の関係機関との連携や、町空き家バンクの活用推進に向けた取組を行います。

抱負

約6年間中古住宅の販売を中心に不動産業務に携わり、相続や様々な理由で空き家となっていた不動産も多く取り扱ってきました。

不動産業務に携わる中で得られた知識や経験をもとに、空き家コーディネーターとして空き家の掘り起こし、利活用の提案、SNS等様々な媒体を用いた情報発信、空き家バンクのさらなる利便性の向上、マッチング率のアップを図っていきたいと考えています。

また、家族連れでの移住の体験なども発信することで、より多くの人に関心を持ってもらうきっかけにもなるのではと考えています。

活動開始時期

令和5年6月

細見晶子(ほそみあきこ)~小豆島の商工業・産業振興員~

地域おこし協力隊員で小豆島の商工業・産業振興員として着任した細見さんの写真

活動内容

コロナ禍で落ち込んだ小豆島の商工業・産業の復活と振興をミッションとし、小豆島町商工会と連携しながら、商店のにぎわい創出に向けた地域振興事業の企画・立案や、各産業の魅力を島内外に広くPRします。

抱負

豊かな食と自然に恵まれた瀬戸内に位置する小豆島の高品質なオリーブ、歴史ある醤油に、ごま油を使ったそうめん。2019年にThe New York Timesで行くべき観光地の7位に選ばれた瀬戸内、小豆島の魅力を国内外に広く知って頂きたいです。

また、EXPO2025だけでなく、瀬戸内国際芸術祭も開催される2025年に向けて、ジオフード構想で掲げられている様々な戦略の推進に携わりたいと思っております。

活動開始時期

令和5年10月

佐々木明(ささきあきら)~小豆郡の雇用促進コーディネーター~

地域おこし協力隊員で小豆島の商工業・産業振興員として着任した細見さんの写真

活動内容

小豆郡地域雇用創造協議会に出向し、小豆島町・土庄町において地域雇用活性化推進事業に取り組み、地域の特性を生かした「魅力ある雇用」や「それを担う人材」の維持・確保を図り、地域経済の発展をミッションとします。

事業所と小豆郡内で働きたい求職者とのマッチング支援・雇用創出を行うために、事業所訪問、情報提供・イベント実施、求職者のスキルアップ講習等の雇用に関するコーディネート業務を行います。

抱負

どうすれば小豆島へ足を運んで頂ける?

どうすれば相手に小豆島の魅力を伝えられる?

どうすれば『小豆島へ移住したい!』と思わせられる?

小豆郡の地域雇用促進に貢献するためには、まずは入り口として上記の「どうすれば小豆島へ足を運んで頂ける?」が課題だと思っています。

その課題に目を向けながら、たくさんの人と触れ合い、小豆郡の知識を身に付け、「魅力ある雇用」や「それを担う人材」を見つけ出し、人と仕事を繋ぎ合わせて、少しでも発展につなげられるような活動をしたいです。

活動開始時期

令和5年11月

浜田勤士(はまだきんじ)~海の幸・水産業の魅力創出推進員~

小豆島町地域おこし協力隊「海の幸・水産業の魅力創出推進員」浜田勤士さんの画像

活動内容

小豆島町の漁業は、穏やかな瀬戸内海に囲まれていながら、漁業就業者・資源の減少などの厳しい現状にあります。また、地元でとれる「海の幸」の魅力に気づいていない島民も多く、島の海産物を食べられる飲食店が少ない現状にあります。
そこで、水産業の衰退を防ぐため、冷静かつ客観的視点から小豆島の「海の幸」や「水産業」の魅力を発掘し、島内外に情報発信するほか、地魚料理を堪能できる食のモデルを考案するなどの活動を通じて、水産業者らの意欲向上に繋げ、水産振興を図ります。

抱負

島の産品を使った商品開発や島内外でのイベント参加、ポップアップショップの展開などを行いながら、地元漁師や他業種の方たちとの関係を築き、島の水産業振興に繋げていきたいと考えています。
高校卒業後、30年以上に渡り飲食業に携わり、海外で自身の店舗を経営してきた知識と経験を生かして、島の魅力を島民の方に再発見してもらうとともに、島の経済発展、インバウンドを含む島外からの観光客のさらなる誘致などにも取り組みたいです。

活動開始時期

令和6年5月

山崎善光(やまざきよしみつ)~小豆島の食の魅力創出推進員~

地域おこし協力隊「小豆島の食の推進員」山崎さんの画像

活動内容

小豆島には豊かな食文化があるにもかかわらず、観光客がそれらを味わうことができる飲食店が少ないという現状があります。そして、インバウンド需要が高まる今後にあっては『食事難民』問題の解決は大きな課題となっています。
そこで、一般財団法人小豆島ふるさと村で調理師として活動し、地元企業・地元事業者との交流や連携を深めながら、新たな視点で小豆島や瀬戸内海の産品を活用した新メニューの開発等を行います。

抱負

小豆島、広くは瀬戸内の食材を使いみんなを幸せにし、小豆島の食文化を活性化させたいです。また、島内や高松の飲食店、生産者の方々との食を軸としたイベントを行い、まずは島民の方々や観光客(インバウンドを含む)の皆さまに、「小豆島の食材はこんな食べ方がありますよ!」ということを知っていただきたいです。
そして、いつかは島内から料理人を育てたいとも考えています。料理教室や高校の文化祭での 1 日レストラン等もやってみたいです。 食材だけのサステナブルではなく、働く方々、お店やイベントを継続できる仕組みづくりにも力を入れたいです。

活動開始時期

令和6年8月

吉田真弓(よしだまゆみ)~地域の魅力発信推進員~

小豆島町地域おこし協力隊「地域の魅力発信推進員」の吉田真弓さんの画像

活動内容

小豆島は、しょうゆ・つくだ煮・そうめん・オリーブなど地場産業の盛んな島です。これら小豆島の基盤を支える産業は、時代の流れに応じた新たな取り組みが常に求められています。

そこで、地域住民や関係団体と連携しながら、地域資源を活用した新たな商品企画の提案や商品の掘り起しを行うほか、首都圏で開催する物産や観光イベント等に出展し、関係人口の創出・拡大、産業振興、移住促進につながる情報発信も行います。

抱負

これまで貿易関係や海外のクルーズ船を扱う会社など、様々な仕事に従事してきた経験から、一人でコツコツと仕事を進める業務よりも、社内だけでなく関連企業や取引先などとも迅速かつ円滑に連携を図る「チームプレーヤー」としての仕事が合っていると感じます。

協力隊員としてさまざまな方と関わり、良い関係を築きながら、地域をつなぐチームプレーヤーとなって、『小豆島に行ってみたい』『小豆島の特産品を買ってみたい』と思ってもらえるよう、地域の魅力を発信していきたいです。

活動開始時期

令和6年10月

松島悠友(まつしまゆうすけ)~みなとの活性化推進員~

地域おこし協力隊「みなとの活性化推進員」として着任した松島さんの画像

活動内容

小豆島は毎年100万人を超える観光客が訪れる観光の島です。そして、2025年は大阪・関西万博と瀬戸内国際芸術祭というビッグイベントが同時開催され、いっそう多くの観光客の来島が見込まれ、町ではそうした皆さんをお迎えする体制整備を進めています。

そのような中で、島の京阪神方面の玄関港である坂手港に新設する「小豆島坂手ポートターミナル」の令和7年4月の運用開始に向けた開設準備業務やその後の管理運営業務のほか、地域住民や関係団体と連携しながら、坂手港を中心とした地域振興(地域資源を活用した新たな商品企画の提案やイベント企画等)を行います。

抱負

損害保険会社の営業で得た信頼構築から成果に結びつける経験やトラブル対応の経験、また、サイバーセキュリティ事業の立ち上げに関わった経験を活かし、効率的にターミナルを運営するための企画立案や課題管理、改善に応用します。

地域の皆さんと信頼関係を築き、連携を深めていきながら地域の活性化に貢献するとともに、この美しい小豆島を我が子のふるさとにしたいと考えています。

活動開始時期

令和7年1月

村上扶希(むらかみふき)~みなとの活性化推進員~

みなとの活性化推進員として着任したむらかみふきさんの画像

活動内容

上記松島さんの活動内容と同じものになります。

抱負

これまでに最も技術を磨き、経験を積んできたことは接客です。お客様が何を求めているかをよく探り、観察することで、潜在的なニーズを事前に見つけることができます。また、前職の宿では、立ち上げ準備から関わりました。そこでは、備品の配置や効率のいい導線づくり、従業員の接客指導、販促活動の企画運営、ブランドの構築も行ってきましたので、そうした経験を活かしながら、島の皆さんと力を合わせ、新しい坂手ポートターミナル「さかてらす」において、わくわくするようなモノ・コト・場所を作っていきたいと思います。

活動開始時期

令和7年2月

田口奏志(たぐちそうし)~オリーブの栽培・魅力発信推進員~

オリーブの栽培・魅力発信推進員に着任した田口奏志さんの画像

活動内容

小豆島は日本のオリーブ栽培発祥の地として、110年余りの歴史があります。近年、他産地でのオリーブ栽培増加による産地間競争や、後継者不足・担い手不足によるオリーブ栽培者の減少が課題となっています。推進員は、道の駅小豆島オリーブ公園でオリーブ栽培業務全般に携わりながら栽培技術の習得を目指すほか、島内外のイベントに出向いての小豆島産オリーブオイルをはじめとしたオリーブ関係製品の魅力発信、小中学校での収穫体験の実施、新規事業の立案などを行い、オリーブ産業の活性化を目指します。

抱負

アメリカで生活した経験、また日本で酪農という一次産業に従事した農業経験をともに活かし、小豆島の魅力を国内のみならず海外に発信する活動に注力したいと考えています。オリーブ栽培やその他豊富な観光資源を最大限に活用し、海外客向けの英語での情報発信のほか、地域に密着した島での暮らしや仕事の様子を発信することで、移住希望者の支援なども行っていきたいと考えています。小豆島と国内外問わず様々な人々との架け橋となれるよう、全力を尽くしていきたいと思います。

活動開始時期

令和7年4月

野村昌広(のむらまさひろ)~中山棚田保全推進員~

中山棚田保全推進員に着任した野村昌広さんの画像

活動内容

「日本の棚田百選」にも選ばれている中山千枚田。農村歌舞伎など地域文化の基軸となっているこの美しい棚田は、担い手不足により荒廃田が増加し、景観保全や伝統文化継承の危機に直面しています。中山棚田保全推進員は、専属保全員の指導を受け、共に棚田の耕作、石積の修繕、景観保全等に従事するほか、持続可能な棚田保全方法(棚田を活用した儲かる農業等)の検討・試行に加え、大学、企業、個人などが棚田の保全活動を行う際のサポートも行いながら、持続可能な棚田保全の確立を目指します。

抱負

農業経営をはじめ、これまでの多岐にわたる分野での実務経験を活かしながら、地域農家の方々との密接なコミュニケーションを通じて課題を抽出し、それに即した具体的な解決策を模索していきたいと考えています。高齢化による担い手不足や、収益性の低下といった問題は、地域農業全体の未来を左右する重要な課題です。これらの問題を共に乗り越えるための基盤づくりを最優先に取り組み、地域に新たな価値も生み出しながら、この中山千枚田を未来へつなぐことができるよう全力で取り組みます。

活動開始時期

令和7年4月

この記事に関するお問い合わせ先

企画財政課
〒761-4492
香川県小豆郡小豆島町片城甲44番地95
電話番号:0879-82-7000
ファックス番号:0879-82-7023

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