12月4日~10日は「第77回人権週間」です
世界人権宣言をご存じですか
1948(昭和23)年12月10日に、フランスのパリで開催された国連総会で世界人権宣言が採択されました。
これは、人権および自由を尊重し、確保するために、「すべての人民とすべての国とが達成すべき共通の基準」を宣言したものであり、人権の歴史において重要な地位を占めています。
その後、毎年12月10日は、「人権デー(Human Rights Day)」と定められ、法務省と全国人権擁護委員連合会は、人権デーを最終日とする一週間を 「人権週間」として、様々な人権啓発活動を行っています。
「人権」は人間が人間らしく生きる権利であり、生まれながらに持つ権利です。一人ひとりは違いますが、人権はすべての人に平等に保障されています。
しかし、自分の人権を主張するだけでは、他の人の人権を侵害することもあります。近年においては、インターネットを介した人権侵害が深刻化しているほか、旧優生保護法をめぐる問題を含めた障害のある人の人権問題などが関心を集めています。
人権は、自分と同じように他の人にもあることを考え、お互いに相手の立場を考え、豊かな人間関係を築きましょう。
令和7年度啓発活動強調事項
- 女性の人権を守ろう
- 子どもの人権を守ろう
- 高齢者の人権を守ろう
- 障害を理由とする偏見や差別をなくそう
- 部落差別(同和問題)を解消しよう
- アイヌの人々に対する偏見や差別をなくそう
- 外国人の人権を尊重しよう
- 感染者に関連する偏見や差別をなくそう
- ハンセン病患者・元患者やその家族に対する偏見や差別をなくそう
- 刑を終えて出所した人やその家族に対する偏見や差別をなくそう
- 犯罪被害者やその家族の人権に配慮しよう
- インターネット上の人権侵害をなくそう
- 北朝鮮当局による人権侵害問題に対する認識を深めよう
- ホームレスに対する偏見や差別をなくそう
- 性的マイノリティに関する偏見や差別をなくそう
- 人身取引をなくそう
- 震災等の災害に起因する偏見や差別をなくそう
- ゲノム情報(遺伝情報)に関する偏見や差別をなくそう











更新日:2025年11月25日