外来生物・害虫
セアカゴケグモにご注意を!!
注意喚起情報・セアカゴケグモ発見事例
下記の場所でセアカゴケグモが発見されました。発見した場合は、危険ですので、素手では触らないようにしてください。
発見日 | 地区 | 発見場所 |
---|---|---|
令和2年9月18日金曜日 | 蒲生 | 香川県立小豆島中央高等学校 |
令和2年9月9日水曜日 | 草壁本町 | 小豆島町立星城小学校 |
令和2年9月4日金曜日 | 池田 | 小豆島町農村環境改善センター |
令和2年8月18日火曜日 | 片城 | 小豆島町役場 |
令和2年8月14日金曜日 | 池田 |
香川県小豆総合事務所農業改良普及課・農業試験場小豆オリーブ研究所 |
令和2年8月14日金曜日 | 池田 | 小豆島中央病院 |
令和2年8月13日木曜日 | 片城 | 小豆島町立小豆島中学校 |
令和2年8月12日水曜日 | 草壁本町 | 小豆島町立星城幼稚園 |
令和2年8月4日火曜日 | 馬木 | 内海総合運動公園 |
現在、小豆島町では、池田・蒲生・室生・蒲野・西村・草壁本町・神懸通・片城・安田・馬木で、セアカゴケグモが発見されています。
また、車などに付着して移動することがありますので、発見されている以外の地域でもご注意ください。
セアカゴケグモについて
「セアカゴケグモ」は、東南アジアからオーストラリアの熱帯地方産の毒グモで、わが国では外来生物法で特定外来生物として指定されています。
香川県では、平成21年9月以降、高松市、丸亀市、坂出市、善通寺市、観音寺市、さぬき市、東かがわ市、三豊市、土庄町、小豆島町、三木町、宇多津町、綾川町、多度津町、まんのう町で発見されています。
「セアカゴケグモ」は、突つかれると驚いて死んだまねをするなど、攻撃性もなくおとなしいクモですが、強い毒を持っていますので、見つけても絶対に素手で捕まえないようにしてください。
また、セアカゴケグモは車などに付着して運ばれ、各地でも見つかる場合があると思われますので、発生していない地域でも十分注意してください。
体の特徴

成体のメスは約10~15ミリメートルで、全体的に黒色又は濃い褐色です。
特に腹部の背の部分に赤色の帯状の模様があるのが特徴です。
成体のオスは約3~5ミリメートルで、腹部の背の部分に白い斑紋があります。咬むのは主にメスでオスによる咬傷事例は無いと言われています。
生息場所
「セアカゴケグモ」は、日本国内には生息していなかったクモですが、平成7年に大阪府高石市で初めて発見され、その後、兵庫県神戸市、群馬県高崎市などで発見され、最近では、平成20年に岡山県、大阪市等で発見されています。また、小豆島町では平成24年に初めて町内で発見されました。
「セアカゴケグモ」は、日当たりが良く暖かいところや昆虫などの餌が豊富なところに生息しています。
例えば
- 花壇まわりのブロックのくぼみや穴
- 排水溝の側面やふたの裏側
- クーラーなどの室外機や自動販売機との壁のすきま
- 墓地の花立てや線香立てなどの石のすきま
などです。
駆除方法
見つけたら、市販の殺虫剤をかけるか、靴で踏みつぶして駆除してください。
卵(卵嚢:らんのう:卵の入っているふくろ)は、踏みつぶすか焼却してください。(卵には殺虫剤の効果が薄いようです。)
また、発見した場合は、住民生活課(82-7004)へご連絡ください。
咬まれたときの対応
咬まれたときは針で刺されたような痛みを感じ、その後、咬まれたまわりが腫れ、熱くなり、時間の経過とともに全身に広がります。悪化すると、四肢の痛みや腹痛、けいれんなどが現れることもありますので、病院で治療を受けることが必要です。
(出来れば病院に、咬まれたクモを持参してください。適切な治療につながります。)
対策
- 外で作業するときは、手袋をしましょう
- 不用意に側溝等の隙間に手を入れないようにしましょう。
- クモの生息しそうな場所は、こまめに清掃したり整理整頓したりして、クモの住みにくい環境づくりをしましょう。
更新日:2020年10月05日