小豆島町こまめ掲示板-2021年12月6日
小豆警察署と小豆保健所の職員の方がユマニチュードを学んでくれました
令和3年11月30日(火曜日)に小豆警察署と小豆保健所の職員16名が、ユマニチュード(優しい認知症ケア)について学んでくれました。
ユマニチュードは、認知症の方に限らず、誰と接する時にも大切なコミュニケーションのポイントで、特別な技術は必要ありません。お互いに優しい気持ちを持って接すれば自然と良い関係を築くことができます。
ユマニチュードを学ぶ様子をご紹介します
皆さんから積極的に意見をいただいています
まずは、認知症の症状について説明し、それについての意見をいただきました。

- 加齢に伴う物忘れと認知症による物忘れの違いが分かった
- 物忘れ以外にもいろいろな症状があると知れた
- 周りの接し方によって症状を緩和できるため、接し方に気をつけたい
等の意見がありました。
ユマニチュード実践
ユマニチュードの技法である、『見る』『話す』『触れる』『待つ』を2人組になって実践します。
(注意)ユマニチュードは『見る』『話す』『触れる』『立つ』の4つですが、小豆島町では『立つ』を『待つ』に代用し、より実践しやすいものにしています。
『見る』

認知症の方は、視界が狭くなるという症状もあり、外からの情報を受け取りにくくなります。限られた視界の中でも、きちんと相手が自分を認識できるよう工夫すれば、安心感を感じてもらうことができます。
実践後、『目が合うと嬉しい』『相手の姿が見えたので安心した』という意見がありました。
『触れる』
『触れる』のポイントは、手のひら全体でゆっくりと包み込むことです。また、触れる際も優しい声かけや笑顔が大切です。
優しい声かけや笑顔で触れられると、触れられた側も自然と笑顔になります。


優しい声かけを考えよう

もしも身近な誰かが『認知症かもしれない』と悩んでいるとき、自分ができる優しい声かけを考え、自分自身の言葉・言い方で発表します。

優しい声かけにおじいちゃん役の方も笑顔があふれています。
『皆さんの優しい声かけ』
- 不安な気持ち、いつでも受け止めるよ。
- あなたの笑顔が一番好きです。
- 不安だよね。ゆっくりでいいよ。
- 一緒に頑張ろう。
- いつでも相談してね。
- 認知症になってもあなたは私の大切な人です。
笑顔で楽しく学ぶことができます

(注意)写真撮影時のみマスクを外しています。
今回も受講された皆さんのたくさんの優しい気持ちや笑顔を感じることができました。
皆さんもぜひ、『ユマニチュード(優しい認知症ケア)』を学んでみませんか。
この記事に関するお問い合わせ先
高齢者福祉課
〒761-4492
香川県小豆郡小豆島町片城甲44番地95
電話番号:0879-82-7006
ファックス番号:0879-82-1120
更新日:2021年12月06日