その7 自宅でできる円背予防のストレッチ

更新日:2025年03月28日

肩甲骨運動機会が減り、肩甲骨の動きが悪くなると、円背(猫背)になります。円背になると歩行時に前かがみになり、歩幅も小さくなってつまずきやすくなります。

今回、肩甲骨の筋肉をほぐし、円背や転倒を予防するため、小豆島中央病院のリハビリテーション科に自宅でできるストレッチを紹介していただきました。

 

 

 

 

 

肩甲骨周りの筋肉の硬さを確認しましょう

まずは肩甲骨周りの筋肉の硬さをチェックして、自分の姿勢を見直してみましょう。

1.椅子に座り、手のひらとひじを合わせ、ひじを90度曲げます。そこからひじが離れないように注意しながらゆっくり手を上にあげます。

ひじが、あごより上にあがらなかったり、姿勢が崩れてしまう場合は、肩甲骨周りの筋肉が硬くなっている可能性があります。

肘をあげる画像

2.頭の後ろで手を組みます。そのまま、両ひじを外側へとゆっくり広げていきます。

ひじが耳より後ろにいかず、腰が反ってしまう場合は、肩甲骨周りの筋肉が硬くなっている可能性があります。

肘をひろげる画像

 

運動前の注意点

  • 目安は各10回、無理のない範囲で行いましょう。
  • 息を止めず、深呼吸しながらストレッチをしましょう。
  • 痛みが出るなど不安がある場合は医療機関に相談しましょう。

肩甲骨周りの筋肉をほぐすストレッチ

1.机や台の上に両手をつき、その姿勢のまま両手の間に頭を通すように後方へ体を伸ばしましょう。

腕を伸ばす画像

2.机の上に手をついた状態から、片手の指先が真上を向くまで体をひねります。上からおろしてきた手を、反対側の脇の下を通して指先を目線で追うようにしながら伸ばしていきます。

腕を伸ばしひねる画像

3.タオルを肩幅で持ち、万歳の姿勢をとります。タオルが頭の後ろを通るように、ゆっくり下げていきます。

タオルで腕を伸ばす画像

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