小豆島町こまめ掲示板-2023年12月11日

更新日:2023年12月08日

やってみよう 地域で見守り模擬訓練

『地域で見守り模擬訓練』とは、認知症等の方がおでかけしたときに道に迷い、行方不明が発生したと想定し、その行方不明になった方の情報伝達・捜索の協力・発見した際の対応(声かけ等)を練習するものです。訓練では、ひとりあるき役を設定し、よりリアリティのある訓練を行います。

地域で見守り模擬訓練資料(PDFファイル:898.8KB)

小豆島町で第1回目となる地域で見守り模擬訓練を実施しました

令和5年11月17日(金曜日)に蒲生地区周辺で地域で見守り模擬訓練(以下、模擬訓練という)を実施しました。蒲生地区の住民の方をはじめ、小豆警察署・社会福祉法人サンシャイン会・小豆島町社会福祉協議会・土庄町地域包括支援センターにもご協力をいただきました。

勉強会の様子の写真

勉強会の様子の写真

模擬訓練については、実施前に実施地区の関係者(民生委員・自治会長・ボランティア等)の打ち合わせ会・勉強会(行方不明発生時の対応の流れや認知症の方への声かけのポイント等)を行い、実施後には再度関係者で集まり反省会を行います。

模擬訓練では参加者に、ひとりあるき役に優しい声かけを行っていただき、行方不明時に安全に保護する訓練と共に日ごろからの見守り・声かけの重要性を実感していただきました。

模擬訓練開始の様子の写真

模擬訓練開始の様子の写真

ひとりあるき役に住民の方が声かけする様子の写真

ひとりあるき役に住民の方が声かけする様子の写真

(注意)実際に行方不明が発生した際は迷わず小豆警察署(0879-82-0110)にご連絡ください。警察にご連絡をいただくことで、より安全な保護につながります。また、小豆島町地域包括支援センター等との連携も早急に図ることができ、各機関が必要な役割を果たすことにもつながります。

危険箇所の確認も行いました

模擬訓練では、地区の危険箇所の確認も行いました。入り組んだ道は人が少ない・深い溝が多い・道が狭いが車通りが多く事故に注意等、様々なことに気づくことができました。

危険箇所の写真

ここを通らなければ抜けられない道がありますが、柵はなく、海へ転落する危険性が高いです。

危険箇所の写真2

深めの溝が多く、人1人入りそうな溝もありました。

今回把握した危険箇所は、ご協力いただいた方々と共有しました。危険箇所を知っておくことで、実際に行方不明が発生し捜索する際に、気にかけて確認するポイントとなり、早期発見につながる可能性があります。

支えあいが大切です

認知症について理解し、行方不明になった際の対応の流れ等を知っておくことは、もしもの時の備えや不安軽減につながります。誰もが安心して生活を送ることができるように、住民同士で支えあっていける仕組みづくりを地域全体、小豆島町全体でつくっていきましょう。

この記事に関するお問い合わせ先

高齢者福祉課
〒761-4492
香川県小豆郡小豆島町片城甲44番地95
電話番号:0879-82-7006
ファックス番号:0879-82-1120

メールフォームからお問い合わせをする