小豆島町こまめ掲示板-2024年12月16日
『地域で見守り模擬訓練』を実施しました
令和5年度に引き続き、今年度も『地域で見守り模擬訓練』を実施しました。今回は、小豆島町チームオレンジ第一号である「秋葉会(あきばかい)」の活動拠点である小坪(こつぼ)地区周辺が対象です。この模擬訓練では、秋葉会の方々をはじめ、小坪地区の関係者(自治会長・代表委員・民生委員・婦人会長・消防団等)、認知症高齢者等見守りSOSネットワーク関係機関(土庄町・小豆警察署・東消防署・小豆島町社会福祉協議会)、協力事業所(マリアの園)にもご協力をいただきました。
(注意)『地域で見守り模擬訓練』とは、認知症の方がお出かけした時に道に迷い、行方不明になったと想定し、その方の情報伝達・捜索の協力・発見した際の対応(声掛け・通報等)を練習するものです。
令和6年11月20日(水曜日)まずは勉強会

勉強会の様子の写真
模擬訓練実施に向けて、秋葉会のサロン活動日を活用して勉強会を行いました。
勉強会では、地域包括支援センター職員からクイズを通して行方不明高齢者について知っていただき、「誰もが行方不明になる可能性があり、日ごろの備えが必要であり、今回の模擬訓練が大切である」ということを伝えました。また、小豆警察署職員から通報の仕組みと共に、行方不明が発生した際は迷わず【110番】してほしいことも伝えました。
令和6年11月29日(金曜日)いよいよ地域で見守り模擬訓練実施
(1)声掛け模擬訓練
この模擬訓練では、まず地域包括支援センター職員が道に迷っている高齢者役となり、小豆島町役場から小坪集会所までをひとり歩きし、出会った方々に道案内等の声掛けをしていただく、『声掛け模擬訓練』を行いました。

高齢者役が小豆島町長に声掛けをしてもらう様子の写真

高齢者役が小豆島町職員にバスの時刻を教えてもらう様子の写真

高齢者役が住民に声掛けしてもらう様子の写真

高齢者役が小学生に声掛けしてもらう様子の写真
高齢者に分かりやすい声掛けの他、「転ばないように気を付けてくださいね」「元気そうで何よりです」といった優しい声掛けもしていただきました。

高齢者役が柵のない溝に落ちてしまう様子の写真
声掛け模擬訓練中、道中の危険箇所も確認しました。
溝に柵がない・歩道が狭い等を確認し、この情報は今回訓練に協力してくださった皆さんと共有しました。
危険箇所を把握しておくことは、行方不明者を捜索する際に気にかけるポイントとなり、早期発見につながる可能性があります。
(2)通報模擬訓練

妻役が警察に通報する様子の写真
小坪集会所到着後、行方不明高齢者の通報・認知症高齢者等見守りSOSネットワーク活用の流れ・行方不明高齢者の発見、保護、警察への引き渡しについて寸劇で学ぶ、『通報模擬訓練』を行いました。

地区放送を活用する様子の写真

総務課・消防署・消防団が協力する様子の写真
地区放送の活用・パトカーや消防車の出動等、リアリティのある訓練となりました。

行方不明者を発見・保護する様子の写真

行方不明者をパトカーに誘導する様子の写真
地域住民の協力は大きな力です

地域住民が行方不明者捜索の協力をする様子の写真

地域住民が行方不明者捜索の協力をする様子の写真2
行方不明者の発見には、地域住民の協力が大きな力となります。また、日ごろからの見守りや優しい声掛けが行方不明発生を未然に防ぐことにもつながります。
これからも【誰もが安心して笑顔で過ごせる小豆島】を一緒に目指していきましょう。

全員集合の写真
『認知症高齢者等見守りSOSネットワーク』をご活用ください

『認知症高齢者等見守りSOSネットワーク』とは、認知症等により、お出かけした時に帰れなくなる可能性のある方などを地域で見守り、行方が分からなくなった場合に、警察や地域の協力事業所等に情報提供し、速やかな捜索活動を支援するネットワークです。
当ネットワークは事前登録ができます。登録料は無料です。対象となる方はぜひ、事前登録をしましょう。
【事前登録の対象者】
- 町内在住で、認知症等によりお出かけした時に家に帰れなくなる心配のある方
【事前登録申込先】
- 小豆島町地域包括支援センター(小豆島町役場高齢者福祉課内)
- 電話:0879-82-7006
この記事に関するお問い合わせ先
高齢者福祉課
〒761-4492
香川県小豆郡小豆島町片城甲44番地95
電話番号:0879-82-7006
ファックス番号:0879-82-1120
更新日:2024年12月17日