その18 骨粗しょう症による骨折を予防しよう

更新日:2025年12月01日

小豆島町の医療費で1番多いのは「骨折」です。国の調査でも「骨折・転倒」は介護が必要となった原因の第3位で、骨折は生活に大きな影響を与えます。今回は小豆島中央病院整形外科の藤村亮先生に、骨粗しょう症による骨折を防ぐポイントをご紹介いただきました。

骨粗しょう症とは

骨の画像骨粗しょう症とは、骨強度(骨密度と骨質)の低下により骨折のリスクが増大する疾患です。国内の患者数は推定で1590万人、このうち男性が410万人、女性が1180万人と、女性の割合が約3倍となっています。

 

 

 

原因と症状

骨粗しょう症の原因は、加齢、閉経後の女性ホルモンの減少、他の病気(糖尿病など)や薬の影響などで起こることもあります。

初期症状は、ほとんどが「無症状」で、気づかずに進行することが多く、骨折して初めてわかることが多いのも特徴です。

特に大腿骨の骨折は、骨折後に股関節の強い痛みや歩行困難、寝たきりにつながるなど命に関わることがあります。

「身長の低下(若い時より2センチ以上)」「脊柱変形(背中が曲がってきた)」などのサインがでたら要注意です。

予防と治療

ポイント1 運動

週3回を目安に適度な運動を行いましょう。骨に衝撃が加わるものが効果的ですが、無理のない範囲で継続することが大切です。

  • 荷重運動(ウォーキング、ジョギングなど)
  • 下肢運動(かかと上げ、膝のばしなど)
  • 背筋運動(圧迫骨折の予防になります)
  • 日光浴(骨を強くする働きがあるビタミンDの生成を促します。1日15分から30分が望ましいです。)

ポイント2 食事

喫煙と過度の飲酒は骨粗しょう症のリスクを高めるので控え、次の栄養素をバランスよく摂取することを心がけましょう。

  • カルシウム(牛乳、チーズ、小魚など)
  • ビタミンD(魚介類、きのこ類、卵など)
  • ビタミンK(納豆、ほうれん草、ブロッコリーなどの緑黄色野菜)
  • たんぱく質(肉、魚、卵、大豆製品など)

下記のリンクから、詳しい食事のポイントを掲載したページに移動できますので、ぜひご覧ください。

ポイント3 早期診断と治療

自覚症状がなくても、骨密度検査などで早期に骨の状態をチェックすることが重要です。詳しい検査や、薬物療法は小豆島中央病院整形外科でも可能ですので受診ください。

骨粗しょう症は年齢のせいだけではなく、病気です。適切な運動と食事で骨粗しょう症を予防し、早期診断と治療で骨折も防ぎましょう。

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